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給料に経費は認められるのですか? ~給与所得控除~


◆給料に経費は認められるのですか? ~給与所得控除~


川´・_・`リ「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「私が仕事のために本を買ったら、経費になりますか?

福島「そりゃあ、私に領収書を持ってきたら、精算しますよ」

サキ「そうじゃなくって、私的に勉強して、事務所で精算しなかった場合です。

福島「なるほど。自分で負担した場合ってことですね」

サキ「そうです。」


福島「それはすでに経費で認められています

川´・_・`リ「すでに???認められている???」

福島「それでは、もう一度所得税の全体像を復習しましょう」

所得税計算の流れ

1 所得(もうけ)を計算する→今回はココ

2 所得を合計する

3 所得控除を計算する

4 税額を求める

5 税額控除をする(最終的におさめる税金を決定する)


6 源泉の精算


福島「事業の場合、所得(利益)はどうやって計算しますか?」

サキ「所得(利益) = 収入(売上) - 支出(経費) です」

福島「そうですね。では給料の場合はどうでしょう?」

例)

・年収500万
・給料から引かれているもの:

 源泉所得税10万、住民税20万、社会保険料50万
・差引の手取り:420万


サキ「うーん。収入500万の所得420万ですか?」

福島「違う!こんな初歩的な罠に引っかかるとは、アシスタントとしてどうなんだ!」

川´・_・`リ「...台本でも、そう言われるといやですね」

福島「サキちゃん、台本とか口に出しちゃだめ!」

サキ「いいから続けてください」


福島「給料の場合は、経費を計算式で求めるのです」

サキ「実際にいくら使ったとかは、関係ないんですね」

福島「そうです。計算式は、こんな感じです。」

kyuuyoshotokukoujo.jpg

サキ「最低65万円は経費にできるんですね」

福島「そうです。ただし、マイナスにはなりません」

サキ「たとえば、年間の給料が50万円の場合とかですね?」

福島「そうです、いくら65万円が経費と言っても、この場合の所得はゼロです」


※確定申告入門ブログ クラシック 2011.3.21 初出分を、加筆修正しました。


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